同業の方々のブログをいつも拝見し勉強させて頂いていますが、こだわってるカーテン屋さんというのは実に細かく丁寧です。
その細かな努力はお客様には伝わりづらいかもしれない。でもその小さいこだわりの積み重ねが仕上がりの綺麗さを生むのです。
先日新築マンションのカーテンをお作りさせて頂きました。こんな感じでカーテンレールはすでに付いていました。
分かりづらいかもしれませんが、ブラケットの設置面が木枠からすこし落ちています。これだと使い始めはいいですがだんだんとカーテンレールがカーテンの重みでお辞儀してしまう可能性があります。
レールのメーカーが分かりませんでしたが、当店で扱っているトーソーのウィンピアと言うレールのブラケットが合いましたので、特殊なブラケットと交換することにしました。
レールを外すと木枠は割れていました。隣の部屋も同様に割れていました。ブラケットを木枠の端に取り付ける場合はあらかじめ下穴を開けるか、特殊なビスを使用する方が良いのです。
さて交換したブラケットはこちらです。
NTブラケットという特殊なブラケットです。取り付け場所のスペースが狭かったり窓枠に取り付ける場合に適しています。ビスをブラケットの横に打つタイプです(2点止め)カーテンを吊る位置も上がり光漏れを軽減し、見た目にも綺麗に仕上がります。
この小さなこだわりをお客様にあえて説明するのが結構難しかったりするんです。
「どうでもいいわよ」 って言われちゃうこともあるので・・・
なぜ伝わらない努力をカーテン屋はしているのでしょう
それはカーテンを美しく見せる為です。
そしてその美しさを長く保てるようにです。
だからカーテンレールはカーテンを知っているカーテン屋につけてもらうのが一番良いのです。(種類も沢山知っています)
別のお宅です。
以前にもカーテンをお作りさせて頂いたリピーターのお客様です。和室のテレビの後ろが眩しいのでカーテンレールと遮光カーテンをお付けさせて頂きました。
天井の板は薄いので窓枠に取り付けました。カーテンレールはトーソーのネクスティ。ブラケットはLTブラケットと言います。
LTブラケットは取り付け面よりカーテンの吊り元が上がります。
天井との隙間も少なく綺麗にカーテンレールが取り付けられました。
東小岩 I様
東小岩 A様
ありがとうございました。
インテリアカノン
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