東京はまだ緊急事態宣言の解除は決まっていませんが、少しづつ明るい兆しが見えてきているようです。
ただまだ油断は大敵ですね。自粛で我慢していた思いが一気にあふれだしてしまうのもわかりますが、
ここは落ち着いて、ウィルスと共存しているという事を忘れないでいたいなと思います。
当店は自粛の対象にはなっていませんので通常営業を続けておりますが、ご来店に限っては予約制のみで承っております。
どうぞよろしくお願い致します。
さて素敵なカーテン施工例のご紹介です。
ウィリアムモリスのジャガード(織物)の生地です。
いちご泥棒【Strawberry Thief】
という名前の生地です。
可愛い泥棒の名前はツグミという鳥です?
1883年に作られたこのデザインは100年以上経った現在でも広く愛されるデザインです。
デザインとしてはとても面白く愛らしいのですが、せっかく育てたイチゴを持っていかれてしまう悔しさがこのデザインに皮肉として付けられているのかな~なんて思います。
そんなユニークさもこの柄の魅力でしょうか。
レースもいちご泥棒です。
とても可愛らしくツグミさんが刺繍されています?
こちらのカーテンはヒダをとらないフラット使用でお作りしています。
本来この生地は裾の部分がスカラップになっておりますが、切り落として作成しております。
切り落とさないで作成すると上部の方で柄が切れてしまうので、窓に柄がちょうどよく入る様にこのように作成いたしました。
カーテンレールはトーソーのノルディ25という装飾レールです。
木目の美しさと素朴なフォルムがモリスの生地とはとても相性が良いのです。
タッセルを変えるだけでも雰囲気がガラッと変わります。
合わせてみるとわかりますが、この生地には色んなタッセルが合います。
ですので、お客様のお好みで一番素敵だなと思うものを選んでいただければ良いと思います。
さて、もう一部屋は当店でも人気のゴールデンリリーマイナーという生地でお作りさせて頂きました。
1899年、モリスの一番弟子と言われる ジョン・ヘンリー・ダールが壁紙「ゴールデンリリー(黄金の百合)」をデザインしました。
川島織物セルコンのモリスデザインスタジオでは、少し光沢感を強調しエレガントな雰囲気の織物として仕上がっています。
人気の理由はその踊る様に咲き誇るエレガントな百合と、差し色で効いたピンクの花の可愛らしさだと思います。
こちらも刺繍のレースです。(刺繍部分が濃く見えますが、イチゴ泥棒のレースと同じく白色です)
こちらも素敵なタッセルです。雰囲気変わりますね。
今回は豊洲にお住いのお客様で、川島織物セルコンのショールームがお近くでしたので(車で5分くらい)一緒にショールームに行き生地を選んでいただきました。ちなみにお客様と訪れた翌日からショールームは休業となりました。(6月現在は営業を再開しています)
K様 ありがとうございました。
インテリアカノン
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