ウィリアムモリスフェア

インスタグラムの方はどんどん更新できるんですけど、ブログの方は放置になってしまいました?

言い訳じゃないんですが(言い訳です)ブログとなるとなんか気合い入れないと書けないんですよね。
こんなヨロヨロな文章書いててなんですが・・・

最近の趣味なんですが「韓国ドラマ」
きっかけはコロナ自粛中にどこにも行けなくて何もすることなくて。
そんな時にママ友が勧めてくれた「スカイキャッスル」

サブタイトルが「上流階級の妻たち」
医者の奥さんたちなんですけど、完全にお受験ものですね。それも大学受験。
どうにかして難関ソウル大学に行かせたい親たちのエゴとエゴのぶつかり合い。もうエグいです。

このドラマを夫婦で延々と見たんですけど、その感想。
「うちは教育にこんなにかけられるお金が無くてかえって良かった」です。
うちにも受験生の息子がいるので(高校受験)、「追い詰めたりしないよう気を付けよう」と思いました。

なんかね最近の話題のニュースで「学歴フィルター」とか言ってますけど。もちろん勉強は大事ですからね。
でも無理のない範囲で。体も心も健康が一番です(^^)/

スカイキャッスルすごく面白かったです。そして親として色々と反省しましたね笑

 

さて本題です。

明日12/10よりインテリアカノンでは【ウィリアムモリスフェア】を開催します。

川島織物セルコンの【モリスデザインスタジオ】のカーテンをオーダーしてくださったお客様に、カーテンと同じ生地でクッションカバーをプレゼント致します。

クッションは2窓以上で2枚、1窓だと1枚。最大で2枚までとなります。

ウィリアムモリスについてはもう説明するまでもなく有名なデザイナーですが、初めてお目にかかる方にご説明いたします。

ウィリアムモリス
19世紀の英国の工芸家、デザイナーであり「近代デザインの父」と言われています。

社会思想家、詩人などとしても知られその生涯のなかで実に多彩な活動を行いました。

その活動は「アーツ&クラフツ運動」として広がり後世に大きな影響を与えました。

川島織物セルコンのモリスデザインスタジオは、ウィリアムモリスやその一番弟子であるジョン・ヘンリー・ダール、モリスの次女メイよる優れたデザインと、川島織物セルコンの持つ緻密な織りの技術を融合させた素晴らしいコレクションです。

以下生地の説明です。画像は当店に展示してあります生地サンプルの一部です。
またモリスデザインスタジオの生地で当店に展示されていないものもあります。


いちご泥棒
時代を超えて愛されるウィリアム・モリスの代表作の一つで、モリスの別荘である「ケルムスコットマナー」でいちごをついばむツグミを見て描いたデザインです。1882年~1885年にモリス商会のマートンアビー工房で製作されていたハンドプリントを織物にしました。

スタッフ談
言わずとも知れた有名ないちご泥棒。中井貴一が総理大臣役を演じた「記憶にございません」という映画の冒頭で中井貴一が着ていたパジャマの柄もいちご泥棒でした。いろいろな小物も多く出ているので見たことがある方も多いと思います。いちごをついばむ可愛いつぐみ。鳥嫌いな方には地獄なくらいツグミが沢山描かれています笑。


マリーイザベル
1890年にモリスの一番弟子であるジョン・ヘンリー・ダールによって、刺繍のデザインとして制作されました。
大きなリピートの大胆なデザインを刺繍ステッチのように見える織りで表現しています。

スタッフ談
元が刺繍のデザインだけあって図柄がとても面白いです。クリスマスカラーのレッド(画像手前)はハッキリした配色が艶やかな印象で素敵なのですが、オレンジ(画像奥)はパープル色も入っており女性に人気の落ち着いた配色です。


レスターアカンサス
モリスの一番弟子であるジョン・ヘンリー・ダールが木版壁紙としてデザインしたものです。
アカンサスの葉を緻密に織り、やわらかなボリューム感を出しています。

スタッフ談
画像奥のピンク色に見えるベージュはとても優しくて柔らかいイメージです。反対に手前のブルーグリーンは柄がはっきりしていて派手な印象。インパクトで言ったら優勝です。アカンサスの葉が生き生きと描かれています。


ラークスパアⅡ
飛燕草をモチーフに1872年に制作されたウィリアム・モリスの壁紙のデザインを織物にしたものです。ざっくりとした地組織が、ナチュラルであたたかな表情を作り上げています。

スタッフ談
品のある優しいカラーです。当店ではグリーンとベージュどちらも同じくらいの人気です。また、こちらの生地は若い方から年配の方まで幅広い年齢層の方に好まれます。好き嫌いの少ない生地だと思います。


ゴールデンリリーマイナー
ブロックプリントの壁紙として1899年にモリスの一番弟子であるジョン・ヘンリー・ダールによってデザインされたものです。少し光沢感と強調し、エレガントで女性的な雰囲気の織物に仕上げました。

スタッフ談
フェミニンな印象を受ける生地。例えるなら昭和の少女漫画に出てくるようなロマンチックでラブリーな柄です。ただカラーが落ち着いているので品が良いですね。


ハニーサクル
1883年にウィリアム・モリスの次女メイによって製作された壁紙のデザインを織物にしました。スイカズラのはながつる性の丸みのある細やかな葉の中に見え隠れするデザインです。色糸の交織が程よい深みを与えています。

スタッフ談
こちらの生地はブラウン系やダークブラウン系の床色にとても似合います。昔ながらの日本家屋にもとても素敵にマッチします。当店では試着でお部屋に合わせると「これいいねえ」と選ばれることが多い人気の生地です。


ピンクアンドローズ
1893年にウィリアム・モリスによってデザインされた壁紙のデザインです。絡み合う曲線で描いたバラとカーネーションを、光沢のある糸で立体的に感じられるように織り上げ、コットンのようなナチュラルな風合いに仕上げました。「ピンク」とはカーネーションと同種であるナデシコの英名です。

スタッフ談
私も最初「なんでピンクアンドローズなのにイエロー?」と思いましたが解説の通りです笑。これはどちらのカラーもすっっごい可愛いんですけど、お部屋が明るくなるイエローが私は好みです。


フルーツ
ウィリアム・モリスのデザインの中でも有名なこのフルーツの柄は、1864年にモリスが第二作目の壁紙として描いたもので、当時は版木を用いてハンドプリントされていました。版木の柔らかく味わいのあるタッチを織物で表現しています。

スタッフ談
フルーツは当店ではウィローボウと1.2を争う人気です。イエロー、ベージュ、グリーンとありますが当店では断然イエロー人気。フルーツが樹に実る姿は賑やかで楽しい印象を与えてくれます。好き嫌いが少なく眺めていて気分が上がる柄だと思います。


クリサンティマム
日本の花である菊にインスピレーションを受けて、1877年にウィリアム・モリスが壁紙としてデザインしました。
メリハリのあるデザインを、染色、加工手法にこだわって表現し、ボリューム感を出しています。

スタッフ談
配色が落ち着いてて地味な印象ですが、スタッフ間では「この生地カッコいいなあ」とほれぼれする生地です。画像の生地のカラーはブラウンですが、他にベージュ、グリーン、ダークブルーとあります。当店には画像のブラウンのみサンプルがあります。洋室にも良いのですが、和室や仏間にベストマッチすると思います。


ウィローボウ
1887年に制作されたウィリアム・モリスの壁紙のデザインを織物にしました。自邸近くのテムズ川の土手の柳からアイデアを得て作られた柄で、柳の枝の流れと細長い柳の葉で全面が埋め尽くされています。

スタッフ談
こちらもいちご泥棒と並ぶ有名な生地ですね。当店ではグリーンが人気ですが、以前広縁にベージュの生地でお作りさせて頂いたところ、とても優しくて品があり素敵でした。ウィローボウの生地でテムズ河岸の風を感じてみるのはいかがでしょうか。


ラークスパアⅠ
飛燕草をモチーフに、1875年に制作されたウィリアム・モリスの壁紙のデザインを織物にしました。糸の光沢差を利用し織りかたを工夫する事で、花の細部まで丁寧に表現しています。

スタッフ談
実際は画像よりもう少し優しいお色です。ピンクとブルーですが、ピンクというよりは小豆色のようなカラーです。当店では特に年配の方の人気が高い生地です。


ケルムスコットツリー
ウィリアム・モリスの次女メイが、別荘「ケルムスコット・マナー」で使われていたベッド掛けをヒントに、刺繍で表現したデザインを織物にしました。同じ色調の中でも柄がより引き立つよう、ゴブラン織りの手法を参考に、立体感を生み出しました。

スタッフ談
大柄なデザインなのでフラットカーテンやシェードなどで柄をしっかりと見せる様にお作りにする事が多いです。まるで海外の絵本の中をのぞいたような夢のあるデザイン。ずっと眺めていられます(*^^*)


ブラックソーン
ウィリアム・モリスの一番弟子であるジョン・ヘンリー・ダールによって作成されたハンドプリントのデザインです。咲き乱れる色とりどりの小花を表現し、かわいらしいファブリックに仕上げています。

スタッフ談
こちらの生地はバックが暗いお色なので敬遠されがちですが、すっごく可愛いです!(ボキャブラリーが貧困ですいません) 私の中のイメージはおとぎ話の森の中。生地いっぱいに愛らしいお花が咲いているのですが、そのタッチもユニークなのです。これはまた織物なのが良いですね。控えめに言って芸術品です。

 

さていかがでしたでしょうか?
是非一度ご来店いただき素晴らしい生地をご覧ください。またカーテンは出来る限り試着(実際の窓に合わせる)して選んでください。
割引やお見積もり、ご来店のお問い合わせは、お問合せページよりメールにてご連絡ください。

 

インテリアカノン
東京都江戸川区北小岩2-3-6
03-5876-8603
日曜、祝日定休
感染症予防の観点から現在ご来店はご予約をお願いしております。
お手数をおかけいたしますが、お電話かメールでご予約をお願いいたします。

 

 

 

 

 

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