ちょっと強めのタイトルとなりましたが(笑)
先日ウッドブラインド(木製ブラインド)の修理のご依頼がありました。2年前にカーテンをお作りさせて頂いたお客様からです。ただウッドブラインドだけは大手ハウスメーカーにはじめにオーダーして取り付けてもらっていました。そのウッドブラインドの昇降がうまく出来なくなったとの事でした。
ウッドブラインドには大きさによって昇降コードが何本か通っていますがその片側の一本が動かないので昇降時に斜めになってしまう。これは故障でしょうか?とのお問い合わせでした。
見てみないと何とも言えないですが、多分故障だと思います。ただ、2年前の商品という事でそのメーカーのものは保証期間内かと思います。保証が適用されるかもしれないのでお買い上げになったところにお問い合わせされる方が良いと思います。とアドバイスいたしました。うちで直すと修理代金を頂く様になりますと。
お客様は「ありがとうございます。聞いてみます。」と電話をお切りになりましたが、後日「先方だと2週間かかるそうです。代金がかかってもいいのでお願いします。」とご依頼されました。
故障の原因はヘッドボックス内のコードの絡まりでした。
ウッドブラインドが平行になるように調整しています。(赤い線はレーザー墨出し器を当てています)
今回部品が必要な修理ではなかったのですぐに直りました。今回はそういう訳ではないと思いますが、たまに明らかに修理を嫌がっている販売店をお客様の話しぶりで感じる事があります。
え?お客様に買って頂いたからには故障の修理をするのは当たり前でしょ!と思います。保証期間外だと当店でも修理代はかかりますが、それでも売ったものに責任を持つのは当然の義務だと思います。だから当店も修理に行ける範囲でしかお仕事をお受けしません。
ネット販売でオーダーのメカ物を販売しているお店はどうしているんでしょう。修理に関しては「保障期間は〇年です。」との記載はありますが、その後の記載は無い所もあります。代金がかかるのは当然ですが、メーカーが見に来てくれるんでしょうか?ちょっとわからないですが、販売店はいかないですよね。全国に売ってるので行けないでしょう。
今ちょうどタイムリーなことにご来店された年配のお客様
「アコーディオンカーテンが壊れて部品が無い。直せない?」とお尋ねになりました。
「ちょっと見てみないとわからないですが、どちらでお買いになられた商品ですか?」
「通販」
う~ん
「当店で扱っているのはトーソーかニチベイ、タチカワというメーカーの物です。それ以外だと難しいかもしれないです。お買い上げになったところに尋ねて見た方がいいかもしれないです。」と申しました。「あそう。わかりました。」と帰って行かれました。保証書とかとってあるのかな?なんだかちょっと心配になりました。
メカ物は故障する事も少なくないです。修理もできる販売店を選ぶ事をおすすめします。
インテリアカノン
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